韓国の蔚山広域市は、2022年11月18日から20日にかけて、初めての蔚山マネー・フェア(Ulsan Money Fair; UMF)を開催することを決定しました。蔚山広域市は朝鮮半島の東南部に位置する都市で、1962年に産業特区に指定されて以来、韓国の産業拠点に急成長してきました。蔚山市の非鉄金属工業団地には、世界最大級のコイン・地金素材の供給業社が立地しています。蔚山広域市には、世界のコイン用金属片市場の50%以上を占めるプンサン工場があり、KOMSCO(Korea Minting and Security Printing & ID Card Operating Corp.; 韓国造幣公社)やプンサンファンドンなどの国内通貨関連団体・企業とともに韓国のマネー・フェアの準備を進めています。
蔚山マネー・フェアとは?
UMF2022は蔚山市が主催し、蔚山観光公社(Ulsan Tourism Organization、UTO)が運営します。今回のマネー・フェアは2022年11月18日から20日にかけて、蔚山市の中心部にある蔚山展示コンベンションセンター(Ulsan Exhibition & Convention Center; UECO)にて開催される予定です。
UMFは韓国のコイン収集人口の裾野を広げ、コイン収集市場の活性化をリードする目的の、貨幣に特化したフェアです。韓国のコイン収集市場は、パンデミック時に人々が収集の趣味を嗜む時間が増えたことで、非常に活気のある市場に変化しています。収集品は盛んな市場であり、資産の一種でもあります。このようなコイン、紙幣、芸術品などを含む多種多様な収集品は、韓国のインターネット主導の経済によってより入手しやすく、流動的で、代替可能になり、注目度が高まっています。
詳細は、蔚山マネー・フェアのウェブサイトをご覧ください。