リヒテンシュタインのCIT社はコイン市場において、最も興味深いコインを発行している会社の一つです。各国で発行されているこれらのコインは、最先端の鋳造技術が駆使されていることで際立っています。例えば、CIT社の自社開発の「smartmining®︎技術」により、遜色ない究極の高浮き彫りを実現しました。今回の冬期発売では、新しいコインが28枚発行されました。
今回の新発売で大きく注目されるものの一つは、110年前に氷山と衝突して沈没した世界的に有名な蒸気船、タイタニック号をテーマとしているコインです。好みや予算に合わせて合計5枚のコインが発行されています。中には、水深3800mに眠っている難破船から回収された石炭の破片を嵌め込んだコインもあります!
今年の冬季発売は、新しいシリーズ「美術の巨匠たち(Masters of Art)」の第一弾も含まれています。「美術の巨匠たち」は、豪華な彩色コインにおいて重要な芸術家とその作品をテーマとしています。1枚目は稀代の画家であるフィンセント・ファン・ゴッホのコインで、そのモチーフは画家の自画像および風景画で構成されています。
今回の発売で同時に、「大都会の輝き(Big City Lights)」シリーズも発行されます。このシリーズは象徴的な大都会のスカイラインを、光で輝いている夜景として描いています。1枚目のコインは、前景がブルックリン橋で、紛れもないニューヨーク市のマンハッタンのスカイラインが描かれています。
「ティファニー・アート・メトロポリス(Tiffany Art Metropolis)」シリーズも都市景観をテーマとしており、有名な都市とその名所が俯瞰的な視点から驚くほど細部にこだわってコインに描かれています。また、各都市を流れる川にはティファニー・ガラスの嵌め込みという特別な技巧が施されています。今回の発売でCITはこのシリーズの第二弾として、パリに続き、永遠の都ローマをテーマとしたコインを発表しました。
今回の冬期発売の他の注目コインは以下でご覧になれます。
こちらのリンクから2022年冬期発売のすべての新発行コインがご覧になれます。
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