2022/03/21–25
Künker社、オスナブリュック ドイツ
オークション 361–364
世界的にも一流のコレクションが掲載された7冊のカタログ。これは通常のオークション・ウィークの範囲を越えるものです。そのためにKünker社は2022年、「春オークション」を二つのパートに分け、新たな道を歩み出しました。一週目のオークションは2022年3月21日から25日にかけて開催されます。その中には、「ヴェルフ家の輝く鋳造物（Der geprägte Glanz der Welfen）」というタイトルのブラウンシュヴァイクの諸侯国の様々な氏族の立派な特別コレクション、ロティとマルク・サルトン（Lottie and Mark Salton）のコレクションの第二部、そしてアネマリーとゲルト・ケールモース（Annemarie and Gerd Köhlmoss）のコレクションの第二部が含まれています。それに加えて、中世及び近代の様々なコインも出品されています。
カタログ361：ヴェルフ家の輝く鋳造物 貴重な特別コレクション
791のロットから成るヴェルフ家のコインとメダルの優れたコレクションは、ハインリヒ獅子公（1142–1195年）からゲオルク5世（1851–1866年）までの期間のものを含めています。その中で、非常に優れた保存状態の珍品と究極の貴重品が出品されています。
カタログ362：サルトン・コレクション、第二部 ヨーロッパの金貨
オークションの2日目、2022年3月22日に登場するサルトン・コレクションは、世界的に一流のコインを含めています。その数の大きさゆえに、6つのパートに分けられてオークションに出されます。今回出品されるのはヨーロッパの金貨で、中には由来を遠い過去まで遡れる、ユーロで三桁から六桁（数万から数百万円）までの価格帯で落札すると見積もられている希少品が数多く入っています。
カタログ363：世界からのコインとメダル 1871年以降のドイツ・コイン
2022年3月23日及び24日、世界からのコインとメダルが出品されるキューンカー（Künker）オークション363が開催されます。当オークションには、アルブレヒト・ウルリヒ博士（Dr. Albrecht Ullrich）のゴシック時代の金貨のコレクションのような、他の立派なコレクションも含まれています。さらに特定の分野に絞って収集されている方々は、大規模に出品されているロシアのコインに目を向けてみても良いでしょう。出品作品の多くは、アルトドイチュラントのものです。オークション363にはさらに、数多くの希少品を含む1871年以降の豊富なドイツのコインも出品されています。
オークション364：ターラーからマルクまで アネマリーとゲルト・ケールモースのコレクションの1800年以降のドイツ・コイン
2022年3月25日に開催されるオークション364には、ケールモース・コレクションの1800年以降のドイツ・コインが含まれています。ケールモースという名は、その2001年のコレクションの初めての落札以来、ドイツのコイン収集家の中で完璧な保存状態の同義語であると言っても過言ではありません。ケールモース氏のコレクションは、ドイツ帝国の成立前に、数多の領邦国家がそれぞれ異なる通貨を発行していた時期から第二次世界大戦後のドイツ・マルクの導入まで、ドイツの貨幣の歴史を物語っています。
カタログ365–367：古代のコインとメダル
2022年4月４日から6日までKünker社では、優れた保存状態の古代のコインが出品される三つのオークションが開催されます。その立派なコレクションには、抜群の保存状態のギリシャ・コインのギィ＝シルヴァン＝ポール・バスタン博士（Dr. Guy Sylvain Paul Bastin）コレクション、ケルト族のコインのクリスティアン・フレシェ（Christian Flesche）コレクション、アルブレヒト・ウルリヒ博士（Dr. Albrecht Ullrich）のローマ末期のコインのコレクション、そしてあるコイン愛好家のローマ・コインのコレクションがあります。「春オークション」の第二のパートについては、独自のプレヴューをのちに掲載予定です。
Künker社のお問合せ先：
Künker, Nobbenburger Straße 4a, 49076 Osnabrück（オスナブリュック ドイツ）、Tel: ++49 / 541 / 962020、Fax: ++49 / 541 / 9620222、電子メール：service@kuenker.de